本日はサンヨー食品の定番「サッポロ一番 塩らーめん」が少しリッチにアレンジされた「サッポロ一番 大人の塩らーめん 薫る焦がしバター タテビッグ」をいただきます。
12/8 コンビニ限定発売。今回はデイリーストアでゲット。希望小売価格(外税)200円。
高級感ただよう黒いパッケージが店頭でひときわ目立ちます。
正面から見ると黄金色の「大人の」「香る焦がしバター」の文字が映えます。さらに「ほろにがい大人の深み」というコピー。
い つもとは違う奥深い薫りと味わいでワンランク上の“大人のサッポロ一番”を表現したタテ型ビッグサイズのカップ麺です。めんは「サッポロ一番 塩らーめん」と同様に、厳選された小麦粉を使用し、太めでコシのあるめんにすることで、袋めんの食感を再現しました。スープは、チキンや野菜のうまみがき いた塩らーめんスープに、焦がしバターの風味でほろ苦さとコクを与え、より一層深い味わいに仕上げました。具材は、当社独自のロースト製法により香ばしさ と肉のうまみが相まった焼ポークダイスに、ほくほくした食感のポテトとキャベツのシャキシャキした食感が食欲をそそり、コーンと人参を加えて彩りよく仕上 げました。
引用元:
サッポロ一番 | 製品情報 - サッポロ一番 大人の塩らーめん 薫る焦がしバター タテビッグ
昭和46年(西暦1971年)9月に発売したサッポロ一番。
成分表のとなりには当時子供だった方、つまり今の44歳以上の方たちへのメッセージも。それはぜひ手にとってご自身で確かめてみてください。
今回大きなプレスリリースなどはありませんでしたが、大抵どこのコンビニにも置いてます。
にしてもなぜコンビニ限定なのだろう。と思って調べたら、コンビニの来客年齢階層比は40歳代以上が約50%(2013年度)まで増えているとのこと。
コンビニ来訪客の世代分布をグラフ化してみる(2014年)(最新) - ガベージニュース
なるほど、コンビニはサッポロ一番がターゲットに訴求できるチャネルだったんですね。メーカーとコンビニにとっては常識かもしれませんが。
Twitter上の評判
「サッポロ一番 大人の塩らーめん」を食してみた。別袋の焦がしバターを入れることで、俺はいつだって大人ってヤツになれるんだ。
— 真琴 (@mykos980214) 2014, 12月 9
大人の塩らーめん美味しい
— OSAKA-NA (@osakana555) 2014, 12月 10
@JPnohito わかります! 今日コンビニでサッポロ一番大人の塩らーめん(カップ)が新発売されてて、お昼はついそれにしちゃいましたw
— かぐらP@シンデレラ2ndLV府中 (@k_kagura) 2014, 12月 9
食べた方の感想はポジティブなものが多いです。そもそも定番人気シリーズなので間違いはなさそうです。
成分を拝見。
1食99gあたり444kcal。食塩相当量5.8g。スープにはバターオイルが入っています。
中身は…
フタの上には後入れ調味料が(強めの粘着力で)くっついています。
フタを開けると大きめのかやく。フライドポテト、キャベツ、味付豚肉、コーン、人参が。豪華な具が加わっています。
お湯を入れて3分待つ…
具の彩りでリッチ感
できました。中央の黒い液体は後入れ調味料。予想通り焦がしバターの風味づけでした。寒い冬にぴったりの甘塩いバターの香り。食欲をそそります~
コーンの甘みに加え、キャベツのシャキシャキとポテトのホクホク感。具の食感がバリエーションにとんでいるので飽きることなくたのしむことができます。豚肉も大きくて嬉しい!
大人だけが感じるほろ苦さ
チキンや野菜のうまみのきいたスープ。今回特筆すべきはやはり焦がしバターの濃厚なコクです。そのため、塩らーめんなのに腹にズシっときます。
やはりただのバター味ではなく、注意して味わうと上品な焦がし風味がきいてます。
しかし味に苦みは感じません。もしかしたら、大人の方は当時のほろ苦い思い出がよみがえるとか…、そんなコンセプトなのかなあw
他のレビューにあったように白ゴマもほしいところですが、もしかしたら焦がしバターの風味が弱くなってしまうのかもしれません。
袋麺を再現した麺
麺は定番袋麺を再現。量は少なめですが、太くコシがあるので食べごたえがあります。
リフト性もよくスープに合います。安定の美味しさが定番たる所以ですね。
感想
いつものサッポロ一番 塩らーめんをベースに贅沢なアップグレードを果たした商品です。ファンには嬉しい一杯かも。お酒を飲んだあとにもいいかもしれません。
ターゲットのためによく練られた商品だなあと、勝手に関心したのでした。
もちろん、単に腹が減った若者にもおすすめです。
雑記
今回のターゲット訴求も想像でしかなのですが、メーカー各社の市場調査やネタさがしの貪欲さには舌を巻きます(ホントに巻いたら食べませんが)。毎週投入されるたくさんの楽しい商品。そのひとつひとつに背景があり、市場を飽きさせない企業努力を感じます。
うーん、カップラーメンは奥が深い…